3月3日から開催されていた広州でのデンタル展示会へ参加した。
今回は歯科矯正の先生とその助手が来られるとのことでその方々のアテンドが目的であった。
非常に仲の良い方でもあるしお世話になってもいるので全て実費でのアテンドをしたが、非常に収穫の大きい時間でもあり、彼ら自身も喜んでおられたのが何よりもよい結果だったと感じる。
今回の展示会はまさに読んで字のごとく、「歯医者の方のための展示会」であった。
なぜこの展示会で満足が出来たのか?
今回、実際にサンプル購入をされていった先生はなぜ展示会の参加に満足されたのか?ここを検証していきたい。
まず第一に、「コスト削減」の可能性を見出すことが出来たからだ。商売において利益を拡大する方法はたった2つだけ。売り上げを伸ばすかコストを削減するかのどちらかである。
僕自身が経営をしていてスタッフの最多の時は30名を越える。日本人スタッフも常勤で5名いたので合計毎月600万円ほどの固定費が流れていった。
売上が安定しているときは全く気にはならないのだが、売り上げが傾くとその固定費はボディーブローのように効いてくる。売り上げを「早急に」立て直すことに注力すると判断が甘くなり、悪循環になることもある。
しかしその一方で、コストの削減をすることでフットワークも軽くなり、コンパクトで程よい忙しさを保つことができ、結果コストパフォーマンスを上げることも出来たりする。
単純に少なければ少ない方が良いとは言わないが、労働者の立場が強い中国などでは正規雇用は慎重に行う必要があることを体験したよき経験である。
と話が少しずれたか、今回の収穫の話に戻す。それは「コスト削減の可能性」というところ。消耗品であればそれは尚更、時が経てば経つほど目に見えて実感がある。今回の先生も1つ2300円ほどのものを数百円での仕入れが出来たという。
それが消耗品であれば、またその品質が保たれるようであれば収益拡大のチャンスを見出すことが出来たということになる。これは嬉しいだろう。僕自身、全くと言っていいほどこの分野の知識がなかったので、相場もその凄さも数字以外では感じられなかったのが悲しかったのは言うまでもない。
そして第二の収穫。これは次回へつながる結果だったということ。日本へ戻った先生からの報告は「今回は非常に収穫が大きかった!他の先生にさっそく他の先生に伝えたら、次回参加したい方が4名います」というもの。誰もがコスト削減を考えていたが、まさか中国で歯科関係の商売道具の仕入れが出来るとは思っていなかったようだ。
実際に参加している日本人は皆無に近く、聞いてみると展示会といえばアメリカがメインだという。中国自体も欧米との合弁会社を設立して技術を輸入し、コスト削減をして商品を世に出している企業がいくつもあった。
では僕のような一般物販プレイヤー視点で収穫的な商品が見つけることが出来たのか?ここについて少し話してみよう。
1つは歯ブラシ。歯ブラシといっても水圧で歯や歯茎をマッサージして汚れを落とすようなタイプのもの。これ自体、水でマッサージをするので薬事法も通りやすいのかもしれない。
歯ブラシは許認可必要なものであるのは事実。これを突破する必要が出てくる。と写真は一番雑な感じの工場(笑)電圧が110V~と書いてあるのに日本で使えると言っていた。そういうところは国内販売しかしておらず、外国人の対応に慣れていないからその場しのぎの回答をしてくる。
電圧の話が出たので充電系の仕入れのポイントを挙げると、充電をするにはUSB充電が出来るものだと非常に便利で日本でもすぐに使えるし売ることが出来る。逆にコンセントに差し込むとなると少しだけ手間がかかってくるので、長期事業でない場合は避けたほうがよいだろう。
その反面、セグエェイなどを輸入してリース事業や旅行・観光協会などとしっかり組んでやるなら様々な法は踏むことをお勧めする。
それらを踏まえていま、面白そうな商材はこちらだ。
これは小型カメラ。暗闇でも撮ることが出来、アプリとも連動が出来、もちろん動画などのデータを保存することも出来る。身近なところでいえば胸元に指しておき、日常生活を撮ることも出来るし、防犯としても使える。充電方法はUSBだし価格も3500円くらいだった気がする。(社長は仲が良いのでいつでも聞けると思って覚えていない・・・(笑))
またこのカメラをアプリと連動させて、携帯電話の所有者(アプリダウンロード者)とカメラ側でも会話ができる。
次回は、広州の卸市場のレポートをさせて頂くので楽しみにまっていて欲しい。
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