中国貿易を始める前に理解すべき物販の全体像

 

・インターネットの普及

・グローバル化

が進むことでどんどんとボーダレスな世界になり、一瞬で国境を越えて世界中の情報を得られることが出来るようになった。

 

世界的な観点から見ると、「英語」「中国語」でのやりとりは非常に多くなり、日本語以外の言語が出来たことに越したことはない。

 

もちろん通訳やパートナーを介してのコミュニケーションという手段はあるが、中国に約7年住んでいる中で感じるのは、直接のコミュニケーションが出来ることでの可能性というものは拡がり、深い情報と関係を持てることは実感としてある。

 

 

逆にもしも僕自身が日本語しかできないで中国に7年住んでいても、ほぼ、日本人とつるんでいるだけで、日本に住んでいるのと変わらない人間関係を作っていたかもしれない。

 

 

大手の駐在員のほとんどかそのような者なのだが、3年もしたら日本に戻るという道が決まっているので、時間の自己投資をしないのだろう。

 

そう考えると僕自身は、約8ヶ月位だが真面目に中国語を勉強をしておいてよかった。

一般的な会話くらいなら出来るようになったし・・。

 

 

 

◯ロジックはシンプル

 

「安く仕入れて」「高く売る」というシンプルなロジックだが、この2つの行為を極めていく努力をすればいい。

 

「安く仕入れて」という部分で中国を利用するのだが、仕入れでしくじるとけっこう大変。

 

ただ安く仕入れることで最悪、原価での販売で現金回収が出来たり、仕入れ価格が安ければ利益率を下げて販売することも出来る。

 

そこで「仕入れ」は安ければ安いほどいい。当たり前だと思う人がほとんどだと思うが、この安ければ安いほどいいの部分。

 

一番いいのは「仕入れがタダ」ということ。

 

つまり貰ってくるのだ。

 

多くの創業者が廃品回収から始めるのはシンプルに、物販において利益率の最大化を図っているためである。

 

 

例え廃品回収した商品が売れなかったとしても、場所を取られるくらいのリスク。

 

もっと言えば、廃品回収の際に「回収手数料」を貰えれば、あたかも不動産の仲介業者のように、

・商品提供者

・商品購入者

 

両方から報酬を頂くことが出来てしまう。

 

 

「出張買い取り」を謳って中古品を回収に来てくれる業社のカラクリはここにある。

 

もっと言うと、

 

「折角来てくれたので・・・・」

 

という日本人の心理を上手に操った商法でもあり、人がいい人であればあるほどこの商売は向かないと思う。

 

 

例えば、バイクの中古買い取りをしに出向いたとする。

 

地方であれば倉庫などにしまってあるが、ホコリのかぶり具合でどれだけ乗っていないのか、放置されていたのかも多少なりとも予測を持つことが出来るはず。

 

そんな数年も放置されていたバイクを、わざわざ見に来たいと連絡をしてくれて実際に来てくれただけでも有難いのに、それが夜の20時ごろだったらどうだろうか??

 

夜中なのであまり見えないことを理由に電気があるところまで出してもらい、エンジンやらマフラーやらを見て、、、

 

「これはだいぶ乗っていないですよね・・・。エンジンかけられますか?」

 

とエンジンをかけてもらう。

 

・・・・。

実際は動かない。

 

というよりも動かし方を忘れた、もしくは知らない、ということだってある。

 

 

そうなると、「これ持って帰ってもらってもいいですか・・・?」

 

という発言を持ち主からしてくれることがある。

 

「あなたならどう答えるだろうか・・・??」

 

 

◯あなたが物販を始めるという行為を明確に・・・

 

商売はお金のやり取りが発生するので、誰かしらからかお金を受け取らないといけない。

 

「お金を受け取るのが申し訳ない」

 

と思う人がたまにいるがそれはある面「逃げ」である。

 

お金をもらう以上はプロとしてみなされるわけだから、大なり小なりと緊張感は走るものであり、その代価としての報酬「お金」が発生するのである。

 

プロ意識があればあるだけその金額は大きくなるし、時には仕事を選ばないといけなくなる。

 

この文面を読んでくれているということは、あなたは物販、中国輸入をして収入を増やしたいと思っているはず。

 

つまりお金を得て何かをしたいというのが本音だろう。

 

・借金返済

・家族旅行

・車

・家

・海外移住

・夢に実現のための資金

 

などもっと本質的な理由があるはず。

 

ない人はビジネスをゲーム感覚で楽しんでいる人であり、それもそれでいいのかもしれないが結構、虚しくなる。

 

どちらにせよ、行為としてはお金を頂くのであるから、プロとしての意識は必要となってくる。

これ自体は聞いて身につけるものでもなく、実践の中で身についてくるものであるため、結果的に必要になるのは「実践」と「経験」となる。

 

 

では「実践」と「経験」を積むためのロードマップはどこにあるのだろうか?

 

 

これを次回以降、案内していこう。